2010年05月10日

低木類について


低木類 (植栽時 H=1.0m未満を目安とします)

低木類について低木類は、高木類・中木類が1本、2本と数えられるのに対して、1株、2株と
単位名称が異なります。
これは根元から数多くの短い幹が立ち上がり、特に主となる幹がはっきりと
しない樹形的特徴によって区分されていることによります。
低木類は、高木や中木の根元に添えて植栽されたり、つくばいのまわり・景石
の添え、建物の基礎やアプローチ、園路などに沿った列植、あるいは芝生や
花壇の縁取り、生垣や竹垣の裾植え、寄植え(群植)等々、和風・洋風を問わず
多くの場所に植栽されます。高木、中木類の根元に添える植栽は根締めと
よばれますが、これは地表面から高木、中木への枝葉の連続性をもたせ、
地表と樹木とをなじませる手法で、根元まわりに植栽することによって緑による
重心を低く見せて安定感を感じさせる手法でもあります。
しかし、特に高木では幹の状態、根張りの状態によっては、低木類を使わず、草丈の低いタマリュウやコケなどで
根元や幹を見せる場合もあり、これは高木の樹形や景観の状態によって決めます。 また、低木は1株だけ単植
することは少なく、多くの場合は数株から数十株を列植または寄植え(群植)として植栽されますが、特に寄植え
(群植)は庭の地表を面として覆う植栽で、垂直のラインをつくる高木に対して、面としての植栽は水平ラインを
つくります。 そのために花は集団として大きな色彩のボリュームを見せることになり、庭園景観にも強い色彩の
効果を与えます。


低木類の選定 (中木類/H=1.0m未満)

常緑樹
針葉樹 広葉樹
イブキ玉 ・ キャラ玉 ・ コノテガシワ ・ コニファー類
ハイビャクシン




アオキ ・ アセビ ・ アベリア ・ エリカ ・ クチナシ
オタフクナンテン ・ カルミア ・ カンツバキ ・ キンシバイ
コクチナシ ・ サツキ ・ シャクナゲ類 ・ シャリンバイ
ジンチョウゲ ・ センリョウ ・ チャノキ ・ ツツジ類 ・ トベラ
ハマヒサカキ ・ ヒイラギナンテン ・ ヒサカキ ・ マンリョウ
ビョウヤナギ ・ ボックスウッド
落葉樹
アジサイ ・ ガクアジサイ ・ クサボケ ・ コデマリ ・ サンショウ ・ シモツケ ・ ドウダンツツジ ・ ハナマス ・ バラ類
ヒュウガミズキ ・ ブルーベリー ・ ミツバツツジ ・ ミヤギノハギ ・ ヤマブキ ・ ユスラウメ ・ レンギョウ ・ レンゲツツジ


同じカテゴリー(エクステリアとは?)の記事画像
エクステリアって?
草花について
建物付属部材 2
建物付属部材
エクステリア照明の発光方向と光源
エクステリアの照明
同じカテゴリー(エクステリアとは?)の記事
 エクステリアって? (2011-04-14 14:09)
 草花類の選定 B (2010-06-08 18:13)
 草花類の選定 A (2010-06-07 16:03)
 草花について (2010-06-07 11:45)
 建物付属部材 2 (2010-06-03 17:15)
 建物付属部材 (2010-06-01 17:39)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

鶴よしのホームページはこちらから
削除
低木類について
    コメント(0)