2010年05月10日
地被類について
地被類 (グランドカバー)

共通しているのは、平坦地、法面を問わず地表面を被覆修景する目的に合う植物であり、それらを総称する名称と言えます。 そのため、低木類、宿根性草花類、球根性草花類、ツル植物、特殊樹木のそれぞれの分類であることは理解しておく必要があります。
地被類(グランドカバー)の目的は第一には地表面の緑による被覆であり、それは風雨による表土の流亡を防ぐことで、また雑草の繁茂を押さえる役割りがあります。 目的の第二は修景といえますが、それは必ずしも華やかな花である必要はなく、緑の葉による修景でも良いと考えられています。 花物による修景は、その次で、上記2つの目的を果たし、
そのうえ花が咲けばなお修景の効果は高まるという考え方です。
このような地被類(グランドカバー)についての考え方は、大規模な緑地や公園、沿道の法面等々、ランドスケープや
造園の業界での必要性から生まれたものです。
エクステリアの分野、あるいはガーデン、住宅造園では、一面に同じ植物を利用するというよりは、何種類もの植物を
使い分けて、景観にも既設的にも変化があり、楽しみともなる修景要素として利用することが多いです。
地被類・下草類
常緑性 | |
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アジュガ ・ エビネ ・ オカメザサ ・ コグマザサ ・ コトネアスター ・ サルココッカシダ類 ・ シバザクラ ・ シャガ ・ シュンラン ・ セキショウ ・ タマスダレ ・ タマリュウヒメツル ・ ニチニチソウ ・ ツワブキ ・ トクサ ・ ハラン ・ フイリヤブラン ・ フッキソウマツバギク ・ ミヤコワスレ ・ ヤブコウジ ・ リュウノヒゲ | |
落葉性 | |
アマドコロ ・ イカリソウ ・ ギボウシ ・ クサソテツ ・ シラン ・ スイセン ・ ヘメロカリススズラン(ドイツスズラン) ・ ホトトギス ・ シダ類 ・ ミズヒキ ・ シュウカイドウ |
Posted by 鶴よし at 14:51│Comments(0)
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